よくある質問

Q&A

製造技術について

色の指定は出来ますか?

はい、可能です。 薄い色から濃い色まで、どのような色でも10種類以上ある顔料の配合で再現することが出来ます。 色のご指定がある場合は、スクリーン上では、使用する画面によって見え方が異なる為、お手数ですがカラー見本や製品等の現物を弊社までお送りください。

材料や硬度の指定は出来ますか?

はい、可能です。 「ショアA硬度」という単位で50°~60°(デュロメーター硬さ)の素材が一般的で安価ですが、硬度10°~80°までの各硬度の指定や、引裂き耐性や耐候性・耐油性等の特性を上げたもの等、あらゆる材料を取り扱っておりますので、お客様からのご要望があれば柔軟に対応させて頂きます。 またどの材料がいいか分からない場合でも、シリコーンゴムのプロとして用途に合わせた材料を的確にご提案させて頂きます。

シリコーンゴムに粉体・粉末を混ぜ込む事は出来ますか?

はい、可能です。 弊社ではミラブルタイプのゴムコンパウンドを使用しておりますので、材料の混練時に粉体を一緒に練り込む事ができます。 練り込む事ができる材料は、アルミパウダー、金粉、銀粉、銅粉、シリカ、ラメ、畜光材、天然鉱石粉、磁性体など様々で、それぞれが持つ特性をシリコーンゴムに付与する事が出来ます。 例えば畜光剤を混入させることで畜光するシリコーンゴム製品を製造することが出来ますし、黒色酸化鉄を混入させることで磁性を持たせることができます。 粉体を混ぜる際には、どうしても粉体が材料に影響を及ぼします。色でいえば黒い粉体ですと白の顔料を加えても白い製品にすることが難しく、鉱石等の粉体を混ぜると製品そのものの硬度が硬くなります。(混入量によってその影響も前後します) ※混練に時間を要する為、別途費用がかかる場合がございます。 ※支給材にはMSDSの提出をお願いしております。

シリコーンゴムは引裂・引張に弱いのですか?

汎用グレードのシリコーンゴムでは引裂・引張耐性が工業用ゴム(スチレンブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム等)に比べ弱い事は事実ですが、高温状況下ではシリコーンゴムが上回ります。 また、シリコーンゴムには様々なグレードがございますので、必要とされる物性値を満たすシリコーンゴムの素材を選定することで解決できます。

シリコーン以外のゴムは扱っていますか?

弊社はシリコーンゴム専門のメーカーですので、基本的にシリコーンゴム以外の製造は行っておりませんが、工業用ゴム製品を製造している関連会社と密に連携しておりますので、工業用ゴムを長年製造した知識と経験から、金型設計から製品の製造までオールインワンでサポートさせて頂く事が可能です。 シリコーンゴムは非常に素晴らしい素材ではありますが、使用する用途によっては他のゴムを使用したほうが良い場合がございます。そういった際はシリコーンゴム以外のゴムを含めて適切な材料をきちんとご提案させて頂いております。

製品について

SINGの商品を店に置かせて貰うことは可能ですか?

はい、販売店様は随時募集しております。

お気軽にお問い合せくださいませ。

SINGの商品はどこで買えますか?

直販店のSiNG STOCK & SERVICE、オンラインストア、全国のセレクトショップ等で販売しております。

SINGの商品を店に置かせて貰うことは可能ですか?

はい、販売店様は随時募集しております。

お気軽にお問い合せくださいませ。

シリコーンのシートは販売していますか?

シリコーンシートの規格品としては現在「W300×D300×H1mm」のものがございます。

シートの材料は硬度50°(汎用グレード)のナチュラル色(乳白色)が規定となっておりますが、

材料やシートの色のご指定も受け付けておりますので、お気軽にお問い合せくださいませ。

生産について

金型代はいくらぐらいになりますか?

金型の価格は製造する製品によってピンからキリまで様々です。

大きく金額が変わる要素としては「どのぐらいの時間で、金型を掘り終えるか」というのが大きく関わってきます。

金型は普通一枚の大きな鉄の塊を機械で削って製作するため、金型の大きさ、形状の複雑さ、製品の取り数等が増えれば増えるほど、機械を稼働させ鉄を彫り込む時間が長くなります。それが長ければ長いほど製作費も高くなってしまうというわけです。機械の人件費といえば分かり易いでしょうか。

例えば単純な円形のコースター(仮に直径100×3mmとする)を1個取りで生産するとなれば、最安で10万円未満で製造することも可能ですが、形状が大きく複雑な工業用製品や、小さくても形状が複雑で、意匠が細かいものになると、50万円を超えるものもあります。

ただし弊社で行っておりますミラブルタイプのシリコーンゴムを使用したコンプレッション成形で使用する金型は、射出成形等と比較した場合、金型代を非常に安価に抑えることが可能です。

生産までどれ位かかりますか?

初回のご注文でしたら、金型作成のリードタイムがありますので受注をいただいてから納品まで1ヶ月前後、お時間を頂いております。

金型メーカー等関連会社との相談にはなりますが、できるだけご要望に添えるように努力いたします。

次回以降は、生産数量と成形機の稼働状況を確認しながら、都度ご返答いたします。